2008-10-03 第170回国会 参議院 本会議 第4号
なるほど、一千兆円に達する天文学的数値の借金返済は、早晩、真っ当に働き、学び、暮らしながらも、将来の人生設計はおろか、今この瞬間の生活環境にすら夢も希望も抱けぬ全国津々浦々の方々の、さらにはこれから生まれ来る子供たちの双肩にのしかかってくるのです。
なるほど、一千兆円に達する天文学的数値の借金返済は、早晩、真っ当に働き、学び、暮らしながらも、将来の人生設計はおろか、今この瞬間の生活環境にすら夢も希望も抱けぬ全国津々浦々の方々の、さらにはこれから生まれ来る子供たちの双肩にのしかかってくるのです。
株式、公社債など有価証券の取引は、最近の財テクブームを反映して飛躍的に増大し、本年度は一兆円の一万倍、一京円という天文学的数値に達しようとしています。
さて、近い将来天文学的数値に達する国債の償還について、大きくのしかかっているのは赤字国債の償還であります。赤字国債については、特例法によって借換債を発行しないことが明記されておるわけですが、巷間、借換債発行に追い込まれる羽目に陥ることは間違いない、このように言われておるわけであります。